思春期、ニキビも花盛り🌸
うちの三女が思春期真っ只中！
青春のシンボル！
顔中ニキビだらけ！
いつもやる気が
なさそうな
だるそうな態度。
いつも携帯にイヤホン繋いで
返事もしやがらない！
いつ見ても
こっちがテンション下がる。
人の目を気にしすぎ。
なんでも恥ずかしいと言う。
あたしが
気分よく
道端で話してたら
すぐに人差し指を立てて
「シーっ」
と言う娘。
普通やろ！
そんな声ごっつないやろ？
あたしの存在も
恥ずかしい様子。
学校へ行っても
知らん顔される。
まあまあ、腹立つが
これが思春期。
自分と重ね合わせて
見逃してやる。
あたしは、たぶん
もっとひどかった。
親なんてクソくらえっ！
といつも思ってた。
中学2年から
高校2年の終わりくらいまで
まともに話した事もなかったなぁ。
なにせ、
親が大嫌いだった。
真面目でカタブツ。
褒められた事なんてないし、
いつも自分が正しいと思って
間違いを認めない。
謝らない。
人間的に好きじやなかった。
あの日までは…。
ある日、
家族にあてた
作文を書けとゆう
宿題が高校で出た。
そこで、思い切り
親の悪口を書いた。
こんな家に生まれてきたくなかった。
家族なんて大嫌いだと。
高校を卒業したら
すぐに家を出て行きたい
なんの未練もないと。
貧乏だし
家も狭いし
居場所もないのに
厳しいし。
いい事なんて何ひとつない。
家にいるだけで毎日
ストレスだのなんだの。
内容は忘れてしまったが
親からすれば
酷い書かれようだっただろう。
それをなぜか親が知って大激怒？
と思いきや
相当ショックだったみたいで
母親から延々と
つらい思いをぶつけられた。
さすがに、
悪いことをしたという思いで
いっぱいになったが
そこは思春期。
譲れない！
意地でも謝らないし
反省した態度も見せない。
ついに、母親が泣き出した。
次の瞬間、押入れから
なにかマッチ箱のようなもの
を取り出して
中身をあたしに見せた。
その古ぼけた木の箱には
あたしの名前がきざまれていて
ぱかっと開けると
なんとそこには
へその緒が！
それを見ながら
母親は、
あたしが逆子で
なかなか産まれなかった難産話や
小さな頃の話を
長い長い間涙ながらに
必死で話してきた。
あまりにも必死なので
その必死さが
伝わってきて
あたしもだんだん
泣けてきた。
この人は
きっと不器用な人なんだ！
ということと
本気であたしにぶつかってきているな
ということは
子供なりに理解出来た。
それと、
どんなことがあろうとも
親をこの先、
二度と泣かせてはいけないということも同時に感じていた。
この日を境に
父親への反発は
まだまだ続いたが
母親に対する
反抗期は徐々に
終結を迎えていった。
いくら大嫌いな親でも
あれだけ必死のパッチで
こっちに
向かって来られると
なぜか心を打たれてしまう。
別に好きでもないのに
こんなことは
もうしないでおこうと
意味もなく思えてしまう。
これが血の繋がりとゆうものなのか。
今でもわからないけど
確実にこの日で
あたしの思春期は
終わりを告げた。
あたしは
この日のことを
時々、今でも思い出す。
夕方の西日がさす
蒸し暑い日だった。
あたしも
この先
何かあった時には
思春期の娘に
本気で
ぶつかってみようかなぁ。
あの日、母親が
あたしに
戦いを挑んできたように…。
今でも、相変わらず親の事は
あまり好きではない。
性格も合わない。
理解もできない。
だからあまり実家にも帰らない。
親に甘える事もなければ
相談もしない。
だけど
心配だけはかけない。
泣かせるような真似もしない。
あたしもアラフィフ世代になり
親だってあっという間に
高齢になってしまった。
だから、たまには、旅行に
連れて行ったり
ご飯だって
食べに連れて行く。
それは、まるで義務みたいに
間をあけることもなく
周期的にコンスタントにだ。
でも、そんな親孝行の
真似事をしながらも
やっぱり親は
めんどくさくて
どちらかといえば
嫌いだ。
嫌い、嫌いと言いながら
ちゃんと娘としての義務を
果たしている私みたいな娘に
三女もなってくれるだろうか？
いや、絶対になっておくれと
願う今日この頃…。
とかなんとか言いながら
結局、今日もシメは
自分かい！？
どんだけ自分が好きやねん？笑笑
みなさんも
親が生きているうちに
親孝行してみましょうね❤️
お後がよろしいようで😜
